無言 でかける人を、ほほえむ人へ。

戦没画学生へのレクイエム 集英社新書 窪島誠一郎 集英社ムゴンカン ノオト クボシマ,セイイチロウ 発行年月：2001年07月22日 予約締切日：2001年07月15日 ページ数：229p サイズ：新書 ISBN：9784087200980 窪島誠一郎（クボシマセイイチロウ） 1941年東京生まれ。

信濃デッサン館、無言館館主。

作家。

印刷工、酒場経営などを経て、65年東京世田谷に「キッド・アイラック・アート・ホール」を設立。

また七九年長野県上田市に美術館「信濃デッサン館」を、八七年ニューヨーク州に「野田英夫記念美術館」を、九七年「無言館」を設立した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） はじめに　「後ろめたさ」の美術館／第1章　「無言館」縁起／第2章　「無言館」の画家たち／第3章　「無言館」懴悔録／第4章　「無言館」その後／第5章　「無言館」への手紙 長野県上田市の郊外に建つ、コンクリート打ち放しの平屋建て、建坪百二十坪の、十字袈形をした小さな私設美術館「無言館」。

日中戦争、太平洋戦争で、卒業後、もしくは学業半ばで、戦地に駆り出され戦死した画学生の、遺作や遺品が約三百点、展示してある。

建設のきっかけは、著者と画家・野見山暁治氏との出会いだった。

「戦死した仲間たちの絵」の話に共感し、全国の戦没画学生の遺族を訪問する旅を、氏といっしょにはじめたのだった。

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